エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル
シベリアモミ Abies sibirica
シベリアモミ Abies sibirica エッセンシャルオイル|野生
野生のシベリアモミ。酢酸ボルニルを中心とした爽やかで清澄な森の香りが特長です。芳香浴やリフレッシュに

L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです
| 学名 | Abies sibirica |
|---|---|
| 特性成分 | 酢酸ボルニル(bornyl acetate) カンフェン(camphene) 3-カレン(3-carene)など |
| 栽培抽出地 | ロシア |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 生育条件 | 野生 |
| 抽出部位・生育段階 | 針葉 |
| 内容量 | 10mL |
※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。
エッセンシャルオイルについて
タイガに育まれた清澄の香り
シベリアモミのエッセンシャルオイル(精油)は、ロシアの広大なタイガに自生する野生のモミから得られます。人の手がほとんど届かない大自然で育まれた木々は、厳しい寒暖差と澄んだ空気の中で力強く成長し、その生命力を香りに宿しています。
丁寧に蒸留されたエルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)のシベリアモミは、清らかで澄み渡るような印象を与え、まるで大地のエネルギーをそのまま閉じ込めたかのよう。芳香浴に用いれば、空間に凛とした清々しさが広がり、気分を切り替えたいときやリフレッシュのひとときに、やさしく寄り添います。
香りと成分
酢酸ボルニルが織りなす森林の余韻
針葉樹らしい清涼感の中に、穏やかさと落ち着きが感じられるマイルドな香りです。主要成分の酢酸ボルニル(bornyl acetate)がほのかなフルーティーさを添え、シベリアモミ特有のやわらかい印象をつくり出します。さらに、森林を歩いているような清々しさをもたらすα-ピネン(α-pinene)、ウッディな深みを加えるカンフェン(camphene)、爽快感を生み出す3-カレン(3-carene)などが重なり合い、奥行きのある森の香りを形づくっています。
使い方
落ち着きのある清涼な香りは、日常のリフレッシュや空気を整えたいときに最適です。単独でも楽しめますが、柑橘系のエッセンシャルオイルとブレンドするとより軽やかさが加わります。ユーカリラジアタ、サイプレス、ローズマリー・シネオール、ペパーミントなどと相性が良いことが知られています。
澄んだ森と陽光の空間ブレンド ― シベリアモミ × レモン
- シベリアモミ……1滴
- レモン……4滴
ディフューザーや
芳香用徐放剤(あろまる)
に垂らして、リビングやワークスペースに香りを広げてみてください。
森の中で深呼吸するようなすっきりとした香りが、空間を心地よく整えてくれます。
エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心をお持ちの方は、
書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、
aromanet-jp.com 等をご参照ください。
植物のおはなし
厳寒に宿る森林の澄んだ香りを放すシベリアモミ

シベリアモミAbies sibiricaは、シベリアを中心とするロシアの広大なタイガ地帯に自生する常緑の針葉樹です。樹高は30〜35メートルにもなり、まっすぐに伸びた幹と、柔らかく短い針葉を特徴としています。
耐寒性が非常に高く、-50℃にもなる極寒の地でも力強く成長するその姿は、厳しい自然に順応した生命力の象徴と言えるでしょう。
針葉には天然の芳香成分が豊富に含まれており、葉を折ったりこすったりすると、清涼感のある香りが立ちのぼります。その香りは、まるで深い森の中で森林浴をしているような心地よさをもたらし、心身のリフレッシュに役立ちます。
シベリアでは古くから、この香りを活かした民間療法や室内の空気清浄、リラクゼーションの目的で利用されてきました。自然の持つ浄化力と癒しの効果が、現代でもアロマテラピーに活用されています。シベリアモミは、寒冷地の自然が育んだ、香り豊かな癒しの樹木です。
※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。
