タイム・チモール Thymus vulgaris

香りと成分

チモールだけでなく、p-シメンにも注目
このエッセンシャルオイルの香りの中心をなすのは、主要成分である「チモール」に由来する、シャープで清潔感のあるスパイシーな香りです。それはまるでドライハーブを思わせるような、温かく少し薬草のような趣も感じさせます。
また、フレッシュな印象を与えるp-シメン（p-cymene）やγ-テルピネン（γ-terpinene）といった成分が、その力強い香りに爽やかな奥行きをプラス。さらに、様々な成分が絶妙なバランスで混ざり合うことで、チモールの香りの角が取れ、独特の丸みと、ほのかな甘みが生まれます。

使い方

チモールが多く含まれているため、芳香浴には用いません。タイム・チモールに含まれるp-シメンという成分をマッサージブレンドに加えたいときに、少量用いることがあります。

エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。 アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、 aromanet-jp.comなどをご参照ください。