エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル
オレガノ Origanum compactum
オレガノ Origanum compactum エッセンシャルオイル|オーガニック
Origanum vulgareよりもカルバクロール(フェノール類)の含有率が低く、バランスのとれた使いやすいタイプのオレガノです


L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです
| 学名 | Origanum compactum |
|---|---|
| 特性成分 | カルバクロール(carvacrol) チモール(thymol) γ-テルピネン(γ-terpinene)など |
| 栽培抽出地 | モロッコ |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 生育条件 | 野生・オーガニック |
| 抽出部位・生育段階 | 花が咲いている地上部 |
| 内容量 | 10mL |
※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。
エッセンシャルオイルについて
ハーモナイズされた香り
北アフリカの強い日差しと乾いた大地に育まれた、モロッコ産のオレガノのエッセンシャルオイル(精油)です。
この地のオレガノは、厳しい自然環境に耐え抜くことで力強い芳香成分を豊かに含みます。古代から地中海沿岸で香辛料や薬草として重宝されてきたハーブであり、そのエッセンシャルオイルはスパイシーさと温かみ、そして独特の清涼感を併せ持つのが特長です。
市場に出回るオレガノの中には、カルバクロール(carvacrol)やチモール(thymol)の含有率が高く、香りが鋭すぎて刺激的に感じられるものも少なくありません。しかし、エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)のオレガノは、ただ力強いだけではなく、その中に調和とバランスが息づいています。スパイシーさの奥にまろやかさが感じられ、ウッディやハーバルなニュアンスとともに、複雑で豊かな香りが織り重なります。
香りと成分
力強さと調和のバランス
蓋を開けた瞬間、料理用のハーブを何倍にも濃縮したような、温かくスパイシーな香りが広がります。それは単なるスパイシーさだけではありません。ハーブならではの奥深い苦みと、生命力あふれるシャープさが調和した、まさに「本物」の香りです。
これは、Origanum compactumという種が持つ主要成分カルバクロール(carvacrol)に加えて、γ-テルピネン(γ-terpinene)やp-シメン(p-cymene)といった成分が絶妙なバランスで含まれているためです。
カルバクロールの力強い香りを、これらの爽やかでやさしい香りの成分が下支えし、全体として角の取れたバランスのよい香りになります。
エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーに関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、
aromanet-jp.comなどをご参照ください。
植物のおはなし

オレガノOriganum compactumは、シソ科ハナハッカ属の多年草で、主産地はモロッコをはじめとする北アフリカです。乾燥した日当たりのよい丘陵地を好み、草丈は20〜60cmほど。
細毛を帯びた直立茎に卵形で全縁〜わずかに波状の葉をつけ、初夏から初秋にかけて小さな白〜淡桃色の花を密な花序に咲かせます。葉や茎を軽く擦ると、力強い芳香が立ち上がるのが特徴です。
外観や香りが似ている近縁種のOriganum vulgare(トルコなどが産地)も慣用名で「オレガノ」と呼ばれるため、区別が必要です。化学組成は種や産地、収穫期によって差が出やすい傾向があります。
ハーブとしては乾燥葉が地中海や北アフリカの料理に広く用いられ、栽培と採取の歴史も古い芳香植物です。
※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。
