エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル
バジル Ocimum basilicum
バジル Ocimum basilicum エッセンシャルオイル|オーガニック
インド産バジルのエッセンシャルオイル。メチルチャビコールを豊富に含み、甘くスパイシーで清涼感ある香りが特徴です


L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです
| 学名 | Ocimum basilicum |
|---|---|
| 特性成分 | メチルチャビコール(methyl chavicol) リナロール(linalool) α-ビサボレン(α-bisabolene)など |
| 栽培抽出地 | インド |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 生育条件 | オーガニック栽培 |
| 抽出部位・生育段階 | 開花期の全草 |
| 内容量 | 10mL |
※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。
エッセンシャルオイルについて
陽光と大地に育まれた香り
バジルは料理にも広く用いられる親しみ深いハーブで、その爽やかで甘みを帯びた香りは世界中の食文化で愛されています。
気候や風土によって含有成分が異なることが知られており、エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)のバジルはインド産です。
バジルの名前はギリシャ語の「basilikón(王にふさわしい)」に由来し、“ロイヤルハーブ(Royal Herb)”とも呼ばれてきました。高貴な植物として古代から重んじられてきた歴史が、その香りの特別感を一層際立たせています。
インドの温暖な気候と豊かな土壌は、バジルの生育に理想的で、太陽をたっぷり浴びた葉と花からは、インド産ならではの個性的な香りを持つエッセンシャルオイル(精油)が得られます。
香りと成分
スパイシーで甘やかな香り
このエッセンシャルオイルの特長は、メチルチャビコール(methyl chavicol)を70〜90%という高い割合で含有している点です。この成分が香りの骨格を形成し、アニスを思わせるスパイシーで甘やかなニュアンスを与えています。さらに、リナロール(linalool)やα-ビサボレン(α-bisabolene)などの副次的な芳香分子が調和し、複雑で奥行きのある香りを生み出します。
スパイシーでありながら透明感のある甘さをあわせ持つ香りが特徴です。軽やかな清涼感に包まれながらも、しっかりとした存在感があり、他のエッセンシャルオイルとブレンドすると個性が際立ちます。
エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、aromanet-jp.comなどをご参照ください。
植物のおはなし
ロイヤルハーブとも呼ばれるバジル

バジルOcimum basilicumはシソ科の一年草で、原産はインドとされますが、現在では温暖な地域を中心に世界各地で栽培されています。
属名Ocimumはギリシャ語の「匂いがする・香りを嗅ぐ」に由来し、種小名basilicumは「王の」という意味の basilikos に由来します。このことから「ロイヤルハーブ」とも呼ばれ、古代より料理や薬草として人々の生活に密着してきました。
バジル属には100種以上が知られ、形態や香り、成分は多様で、さらに多くの変種や交雑種も存在します。その中でもアロマテラピーで主に用いられるのはO. basilicumをはじめとする5種で、産地や栽培環境により精油成分が異なります。
ヨーロッパ産はリナロール系が主流で、亜熱帯地域のコモロ諸島やベトナム、インド産はメチルチャビコール系、北アフリカやエジプト産はリナロールとオイゲノールを含むタイプが多く見られます。
バジルは高さ30〜60cmほどに育ち、楕円形の葉は鮮やかな緑色で、初夏から小さな白〜薄桃色の花を咲かせます。寒さに弱く、十分な日照と水はけのよい土壌を好みます。
古代ローマの博物学者プリニウスは、バジルを優れた薬草として高く評価し、心身の活性や消化のサポートなど、多くの効能を記録に残しました。
※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。
