エルバエルヴェティカのエッセンシャルオイル
カユプテ Melaleuca cajuputi
カユプテ Melaleuca cajuputi エッセンシャルオイル |オーガニック
清涼感あふれる透明な香り。ユーカリに似たすっきりとした香調にやさしい甘さが重なり、日常に爽やかさを添えます。
L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです
学名 | Melaleuca cajuputi BS 1,8-cineole |
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特性成分 | 1,8-シネオール(1,8-cineole) α-テルピネオール(α-terpineol) リモネン(limonene) オイデスモール(eudesmol)など |
栽培抽出地 | インドネシア |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
生育条件 | 栽培 |
抽出部位・生育段階 | 葉 |
内容量 | 10mL |
※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。

エッセンシャルオイルについて
透き通る清涼と、ほのかな温もり ― カユプテ
マートル科の常緑樹、カユプテ。その名の由来は現地語の「白い木」。葉や小枝を丁寧に水蒸気蒸留して得られるしずくは、澄んだ清涼感の中にやわらかな甘みをたたえ、空気を軽やかに整えてくれます。
特筆すべきは「ケモタイプ」という性質です。カユプテは1,8-シネオール(1,8-cineole)を主とする香気の骨格を持ち、そこにα-テルピネオール(α-terpineol)が丸みのあるフローラル感を、リモネン(limonene)が明るいシトラスの抜け感を添えます。さらにオイデスモール(eudesmol)がわずかに潜み、香りに静かな奥行きを与えます。
エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)のカユプテは、透明感とやさしさが美しく溶け合い、日常のさまざまな場面に寄り添う、しなやかな香り立ちが特長です。
香りと成分
清らかに、のびやかに広がる調和
主役となるのは、1,8-シネオールの澄みきった清涼。強すぎることなく、空間に透明な風が通り抜けるような心地よさです。
α-テルピネオールがライラックのような柔らかな甘さで全体を包み、リモネンが軽快なシトラスのアクセントを加えて、香りに明るい抜け感を生み出します。
そこにわずかに感じられるユーデスモールが、静かなウッディの陰影を添え、清らかさと温もりが同居する奥行きへと導きます。
使い方
単体でもバランスのとれた香りを楽しめますが、他の香りと重ねると透明感やふくらみがいっそう引き立ちます。季節の変わり目や空気がこもりがちなとき、気分を切り替えたいタイミングに、ディフューザーや吸入などで用います。
気分を整えるマスク用ブレンド ― カユプテ × ユーカリラジアタ
- カユプテ……1滴
- ユーカリラジアタ……2滴
ティッシュやハンカチ、マスクの「外側の端」などに香りを移して、清々しい空気感を身近に。カユプテの澄んだ清涼感と、ユーカリラジアタのクリアで伸びやかな香りが調和し、深呼吸を誘う心地よさをもたらします。
エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、aromanet-jp.com などをご参照ください。
植物のおはなし
呼吸にやさしい清涼感をもたらすカユプテ
カユプテ(Melaleuca cajuputi)はフトモモ科メラレウカ属の常緑高木で、東南アジアからオーストラリア北部にかけて広く分布しています。樹高は20〜30メートルに達し、白く繊細な花を咲かせ、薄くはがれやすい白い樹皮をもつのが特徴です。その姿から、インドネシア語で「白い木」を意味する kayu putih に由来して名付けられました。
河川沿いや湿地、季節的に冠水する土地だけでなく、乾燥した岩場でもよく育つ生命力の強い大木です。現地では古くから薬用植物として親しまれ、花は蜜源に、樹皮はたいまつ(松明)の材料に、木材は生活資材として利用されるなど、人々の暮らしに深く根づいてきました。
※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。