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ローリエ Laurus nobilis | エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル(精油) | エルバ・エルヴェティカ日本総代理店 - 日本エステル社

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エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル

ローリエ Laurus nobilis

ローリエ Laurus nobilis エッセンシャルオイル|オーガニック

月桂樹の葉から得られるエッセンシャルオイル。甘くさとスパイシーさ、ハーバルなグリーンが重なった豊かな香調で、料理でもお馴染みです

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L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです

学名 Laurus nobilis
特性成分 1,8-シネオール(1,8-cineole)
α-ピネン(α-pinene)/β-ピネン(β-pinene)
酢酸テルピニル(terpinyl acetate)など
栽培抽出地 トルコ
抽出方法 水蒸気蒸留法
生育条件 オーガニック栽培
抽出部位・生育段階
内容量 10mL

※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。

E.O.B.B.D. 品質保証とEUオーガニック認証ロゴ

エッセンシャルオイルについて

時が磨き上げる円熟のハーモニー
ローリエのエッセンシャルオイル(精油)は、成分が最も豊かになる秋口に収穫された葉を乾燥させ、水蒸気蒸留法で丁寧に抽出されます。蒸留したての香りは、主要成分の1,8-シネオール(1,8-cineole)が奏でる、若々しくクリアな独奏のようです。しかし、このエッセンシャルオイルの真価は「熟成」にあります。
時間を経ることで1,8-シネオールのシャープな香りが穏やかに落ち着き、代わって酢酸テルピニル(terpinyl acetate)のフルーティーな甘さやリナロール(linalool)の柔らかな香りが全体を包み込み、見事な調和を生み出します。

香りと成分

クリアさと甘さが織りなす香りの三重奏
ローリエの香りを最初に特徴づけるのは、含有量の約半分を占める主成分「1,8-シネオール」です。この成分が、まるで森林の空気を吸い込むような、どこまでもクリアで清潔感のある香りの源泉となっています。
その清涼感の奥には、ローリエの魅力の核となる、驚くほど複雑な甘さが隠されています。この甘さは、主に3つの異なる個性を持つ成分の三重奏によって成り立っています。

  • 酢酸テルピニル:果実やハーブを思わせる、爽やかな甘さ。含有率が高いことも多い、甘さの主役です。
  • リナロール:花のような、やわらかく穏やかな甘さ。香りに優しさを加えます。
  • メチルオイゲノール(methyl eugenol):スパイスを思わせる、温かく奥深い甘さ。微量ながら香りに複雑さを与える重要なアクセントです。

全体を引き締める、ウッディな香りとスパイスの響き ― 甘さだけで終わらないのがローリエの妙です。α-ピネンとサビネン(sabinene)が、フレッシュなウッディな香りや胡椒のようなスパイシーな刺激を加え、香りの輪郭をキリッと引き締めています。このアクセントがあるからこそ、多層的な甘さがより一層際立ちます。
これら全ての成分が絶妙なバランスで共存することで、「清涼感」「多層的な甘さ」「スパイシーな刺激」が一体となった、ローリエならではの香りの調和が生まれます。エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)は香りの質を大切にしています。

使い方

ローリエは、ブレンドにおいて他のエッセンシャルオイルの個性を繋ぎ合わせる「架け橋」のような役割を果たす、優れた名脇役です。ブレンドに少量加えることで、香りの中心に一本の芯を通し、全体に厚みと一体感をもたらし、より完成度の高い香りに昇華させます。

巡りを意識したボディマッサージブレンド ― ローリエ × コリアンダー・シード × レモングラス × プチグレン

清潔な容器にエッセンシャルオイルと植物油を入れてよく混ぜ合わせます。手のひらで温め、やさしくなでるように肌に広げてマッサージを行います。ご使用前にはパッチテストを行ってください。

エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』aromanet-jp.comなどをご参照ください。

植物のおはなし

香り満ちる秋、収穫を迎えるローリエ

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ローリエLaurus nobilisは、クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木で、地中海沿岸を原産とします。古代ギリシャ・ローマ時代には勝利や栄誉の象徴とされ、月桂冠として知られています。樹高は2〜10mほどに成長し、光沢のある濃緑色の葉を一年中茂らせます。
葉は楕円形で革質、縁にわずかな波状の鋸歯があり、擦ると爽やかな香りが広がります。北半球では10月頃に葉の精油含有量が最も高まり、収穫の適期を迎えますが、近年は猛暑の影響でやや早まる傾向も見られます。
料理に用いる場合、葉は乾燥させて使用します。収穫直後の生葉は厚く、精油を含む油胞がはじけにくいため、香りが十分に広がりません。また、生葉はユーカリを思わせる1,8-シネオールの含有量が多く、揮発性が高いため、乾燥によって一部が飛び、ローリエ特有の甘く丸みのある香りが生まれます。
収穫した枝葉は束ねて湿気の少ない涼しい日陰に吊るし、7〜10日ほどで心地よい香りが立ち上ります。乾燥葉は煮込み料理やマリネなどで香味付けに使われ、ローズマリーやタイムなどと合わせると、複雑で奥行きのある風味が楽しめます。

※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。

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