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ジュニパー・ブランチ Juniperus communis | エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル(精油) | エルバ・エルヴェティカ日本総代理店 - 日本エステル社

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エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル

ジュニパー・ブランチ Juniperus communis

ジュニパー・ブランチ Juniperus communis SD/DO leafy branches with berries エッセンシャルオイル|オーガニック

果実の付いた枝葉が持つ生命力あふれるエネルギーを丸ごと凝縮した、まさに森林そのもののような香りが特徴です

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L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです

学名 Juniperus communis
特性成分 α-ピネン(α-pinene)
ツヨプセン(thujopsene)
サビネン(sabinene)など
栽培抽出地 フランス
抽出方法 水蒸気蒸留法
生育条件 オーガニック栽培
抽出部位・生育段階 液果&葉付枝
内容量 10mL

※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。

E.O.B.B.D.認証とEUオーガニック認証ロゴ

エッセンシャルオイルについて

森の息吹を凝縮した香り
ジュニパーのエッセンシャルオイル(精油)には、主に2つの種類が存在します。一つはジン(お酒)の香り付けでも知られる、熟した果実(液果)のみを蒸留した「ジュニパー・ベリー」。そしてもう一つが、果実だけでなく葉のついた小枝まで一緒に蒸留した「ジュニパー・ブランチ」です。
エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)のジュニパー・ブランチは、果実の甘さに加え、木部や葉が持つ生命力あふれるエネルギーを丸ごと凝縮した、まさに森林そのもののような香りが特徴です。
特にマッサージオイルにブレンドして使われることが多く、他のエッセンシャルオイルとブレンドすることで、心地よい香りとともに肌になじみやすい仕上がりになります。

香りと成分

ベリーにはない「深み」
ジュニパー・ブランチの香りを特徴づけているのが、2つの重要な成分グループです。

  • α-ピネン(α-pinene)、ミルセン(myrcene)など ― モノテルペン類
    エッセンシャルオイルの主成分であり、香りの第一印象を決定づけます。まるで雨上がりの針葉樹林を散策しているかのような、清々しくシャープなグリーンノートが感じられます。このキリっとした香りは、他のエッセンシャルオイルとブレンドした際に全体の印象を引き締め、爽やかな透明感を与えてくれます。
  • ツヨプセン(thujopsene)― セスキテルペン類
    ジュニパー・ブランチを語る上で欠かせないのが、このツヨプセンです。ヒノキやアスナロ(ヒバ)などにも含まれるヒノキ科特有の成分で、心を落ち着かせるような、深みのあるウッディ(木質)感と、ほのかにスモーキーな印象を香りに与えます。
    ジュニパー・ベリーにはほとんど含まれないため、このツヨプセンの存在こそが、ジュニパー・ブランチのアイデンティティと言えるでしょう。単なる爽やかさだけでなく、香りに奥行きと安定感をもたらしています。

使い方

ジュニパー・ブランチは、爽やかで清涼感のあるウッディ調の香りが特長。植物の枝葉や木部を思わせる香りが、気分をすっきりと切り替えてくれます。ウインターグリーン、サイプレス、ローズマリー・シネオール、ローリエ、ラヴィンサラなどと相性がよいことが知られています。

頭皮ケアブレンド ― ジュニパー・ブランチ × イランイラン × ローズマリー・シネオール

清潔な容器にエッセンシャルオイルと植物油を入れてよく混ぜ合わせます。手のひらに数滴取り、頭皮全体をやさしくマッサージします。数分おいてから洗髪すると、香りがふんわりと広がり、すっきりとした気分で過ごせます。ご使用前にはパッチテストを行ってください。

エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』aromanet-jp.comなどをご参照ください。

植物のおはなし

葉と木部が香りに深みを与えるジュニパー・ブランチ

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ジュニパーJuniperus communisはヒノキ科ビャクシン属の常緑低木または小高木で、北半球の冷温帯から亜寒帯にかけて広く分布します。樹高は1〜3メートルほどで、直立または広がる樹形をとります。針状の葉は濃い緑色で先端が鋭く、枝の節ごとに三本ずつ輪のように生える(これを三輪生と言います)のが特徴です。
雌雄異株で、雌株は受粉後2〜3年かけて球状の液果を熟成させます。ジュニパーの液果(ベリー)は、熟すと青黒色の粉を帯びた姿になります。
古くからヨーロッパでは香辛料や薬用植物として利用され、特にスカンジナビアや中央ヨーロッパでは肉料理やジビエの風味付けに欠かせません。
また枝葉とベリーを一緒に蒸留して得られる「ジュニパー・ブランチ精油」は、葉や木部由来の爽やかで引き締まった香りが特徴で、マッサージオイルなど外用で広く利用されます。
中世には、防腐や消毒の目的でジュニパーの実や枝葉を焚き、ペスト流行時には室内を燻蒸する習慣もありました。
液果はジンの香り付けでも有名で、元はアルコールに漬けた薬草酒として利用されていたものが、やがて蒸留酒へと発展しました。現在も香料、食品、飲料、薬用、アロマテラピーと多彩な用途を持つ、歴史的にも重要な植物です。

※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。

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