エルバエルヴェティカのエッセンシャルオイル
ユーカリラジアタ Eucalyptus radiata
ユーカリラジアタ Eucalyptus radiata エッセンシャルオイル|オーガニック
マイルドなユーカリのエッセンシャルオイル。爽やかでやさしい清涼感があり、空間をすっきりとさせる香りです
L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです
学名 | Eucalyptus radiata |
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特性成分 | 1,8-シネオール(1,8-cineole) α-テルピネオール(α-terpineol) リモネン(limonene)など |
栽培抽出地 | 南アフリカ |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
生育条件 | オーガニック栽培 |
抽出部位・生育段階 | 葉 |
内容量 | 10mL |
※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。

エッセンシャルオイルについて
澄んだ自然と調和する香り
ユーカリラジアタのエッセンシャルオイル(精油)は、フトモモ科の植物の葉を水蒸気蒸留して得られる、透明感のある香りが特長です。
とりわけ、Herba Helvetica(エルバエルヴェティカ)のユーカリラジアタは、南アフリカの温暖で乾燥した沿岸地域で育ちました。豊富な日照と適度な降雨に恵まれた環境で、葉に芳香成分がしっかりと蓄えられ、高品質なエッセンシャルオイルが生まれます。その土地の澄んだ空気と広大な自然を映し出すような清々しい香りは、優れた蒸留技術によってピュアなまま抽出されています。
ユーカリのエッセンシャルオイルにはいくつか種類がありますが、代表的なユーカリグロブルスと比べると、その違いは明確です。ユーカリグロブルスが持つシャープで直線的な香りに対し、ユーカリラジアタはα-テルピネオール(α-terpineol)やリモネン(limonene)を含むため、柔らかさとほのかな甘みが加わり、刺激が穏やかなのが特長です。
そのため、お子様からご年配の方まで幅広く取り入れやすく、アロマブレンドでも他のエッセンシャルオイルと調和しやすいのが魅力です。特に香りの強いエッセンシャルオイルと合わせると、全体をまろやかに整える“バランサー”としても優れた働きをします。
香りと成分
森林浴のような清々しさ
香りは森林の中で深呼吸しているかのように爽やかで清々しく、奥にやさしい甘さとフローラルなニュアンスが漂います。主要成分は1,8-シネオール(1,8-cineole)が65–75%で、すっきりとした清涼感をもたらします。さらに6–10%含まれるα-テルピネオールが柔らかなフローラル調を加え、リモネンや他のモノテルペン類がほのかな柑橘感やウッディさを添えることで、単調にならない奥行きのある香りに仕上がっています。爽快さと優しさが両立した香りは、ユーカリラジアタならではの魅力です。
使い方
ディフューザーによる芳香浴に適しており、季節の変わり目や空気をすっきりさせたいときにおすすめです。レモンやペパーミントなどとブレンドすると軽やかさと爽快感が増し、心地よい空間を演出できます。ローズマリー・シネオール、スパイクラベンダー、ラヴィンサラなどとも相性が良いことが知られています。
澄んだ空気のブレンド ― ユーカリラジアタ × レモン × ペパーミント
森林のような柔らかな清涼感に柑橘の明るさとミントの爽快さが加わり、空気が澄みわたるような印象に。花粉が気になる季節や朝のリフレッシュに最適です。
ディフューザーや 芳香用徐放剤(あろまる)に垂らし、リビングや勉強部屋などに香りを広げてください。空気が軽やかになり、深呼吸したくなるような爽やかなひとときを演出します。
エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、
書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』、
aromanet-jp.com
などをご参照ください。
植物のおはなし
やわらかな香りと青い森 ユーカリラジアタ
ユーカリラジアタEucalyptus radiataはフトモモ科ユーカリ属の常緑高木で、オーストラリア南東部の高地や丘陵地帯を原産とします。温帯性の気候に適応し、樹高は20〜30メートルに達します。葉は細長く、揮発性成分を豊富に含み、特に主成分である1,8-シネオールを放出します。この成分が空気中で光を散乱させ、森全体を青みがかった霞に包んで見せる現象はユーカリ属特有のものです。ブルーマウンテンズの景観はこの香り高い葉によって彩られています。
ユーカリラジアタは山火事との関わりが深く、葉に含まれる精油は可燃性が高いため火が広がりやすい一方、火災後には素早く芽吹く再生力を備えています。果実は火や高温をきっかけに開き、種子を地面にこぼして世代交代を行います。この火を利用した繁殖戦略は、オーストラリアの乾燥気候と山火事の多い環境に適応した結果です。
古くから先住民アボリジニは、ユーカリ属の葉を日常生活の中でさまざまに活用してきたとされ、その存在は現在も人々の文化や風景の中に息づいています。
※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。