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コリアンダー・シード Coriandrum sativum | エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル(精油) | エルバ・エルヴェティカ日本総代理店 - 日本エステル社

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エルバ・エルヴェティカのエッセンシャルオイル

コリアンダー・シード Coriandrum sativum

コリアンダー・シード Coriandrum sativum SD/DO seeds エッセンシャルオイル|オーガニック

コリアンダーの種子から抽出されるエッセンシャルオイル。スパイシーさと甘さが混ざり合う独特の香りで、ハーバルかつ温かみのある印象を与えます

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L'Excellence Olfactive
Herba Helveticaが厳選したE.O.B.B.D.品質のエッセンシャルオイルです

学名 Coriandrum sativum SD/DO seeds
特性成分 リナロール(linalool)
α-ピネン(α-pinene)
γ-テルピネン(γ-terpinene)など
栽培抽出地 ハンガリー
抽出方法 水蒸気蒸留法
生育条件 オーガニック栽培
抽出部位・生育段階 種子
内容量 10mL

※ 特性成分、栽培抽出地などはロットにより変わる場合があります。

E.O.B.B.D.認証とEUオーガニック認証ロゴ

エッセンシャルオイルについて

パクチーの葉とは異なる、種子からの香り
コリアンダー・シードのエッセンシャルオイル(精油)は、料理だけでなくエッセンシャルオイルの原料としても知られていますが、その香りの性質はパクチーとして知られる葉と、スパイスとして利用される種子で大きく異なります。
生葉や茎から得られるエッセンシャルオイルはアルデヒド類を多く含み、独特の青く鋭い香りを放ちますが、このエッセンシャルオイルは、果実を乾燥させた後に水蒸気蒸留して得られる「コリアンダー・シードのエッセンシャルオイル」です。

香りと成分

甘さと爽やかさの饗宴
この精油の最大の特徴は、その化学組成にあります。主要成分はリナロール(linalool)で、その含有量は約70%に達することもあります。
興味深いことに、このリナロールは (S)-リナロール型であり、ラベンダーやクラリセージに含まれる (R)-リナロールとは鏡像異性体(エナンチオマー)の関係にあります。同じ化学式を持ちながら立体構造が異なるため、(S)-リナロールの香りは、フローラルな甘さと柑橘系の爽やかさの両方をもつのが特徴です。
また、ウッディな爽やかさのα-ピネン、フレッシュな柑橘香のリモネン、清涼感のあるシャープなアクセントとなるカンファー、そして、スパイシーでハーバルな温かみのある香りを与えるγ-テルピネン(γ-terpinene)やp-シメン(p-cymene)などの他の成分が一体となり、「甘くやわらかで、柑橘を思わせるフルーティーさと、ほのかにスパイシーな温かみ」を併せ持つ、複雑で奥行きのある豊かな香りが形成されるのです。エルバエルヴェティカ(Herba Helvetica)では、香りの質を大切にしています。

使い方

植物油で希釈してボディマッサージに取り入れるのに適しています。肌になじみやすい香りで、心地よい時間を過ごすお手伝いをします。また、ディフューザーなどで空間に広げる際は、他のエッセンシャルオイルとブレンドして用いると香りの表情がより豊かになります。

巡りを感じる ブレンド ― コリアンダー・シード × ラヴィンサラ × ローズマリー・シネオール

運動や立ち仕事のあと、脚や背中、肩まわりなどのセルフケアに。コリアンダー・シードのやわらかな甘みとスパイス感に、ラヴィンサラの澄んだ清涼感、ローズマリー・シネオールのすっきりとしたハーバルノートが重なり、深呼吸を誘うような爽快感のある香りが広がります。
心地よい香りに包まれながらのマッサージは、重たさを感じる体を軽やかに切り替える時間を演出します。

清潔な容器にエッセンシャルオイルと植物油を入れてよく混ぜ合わせ、入浴後や運動後に、脚やふくらはぎ、腰、背中、肩など、疲れを感じやすい部位をやさしくマッサージします。ハーバルとスパイシーが交じり合う香りが、体のリズムを整えるような心地よいケアタイムを演出します。
ご使用前にはパッチテストを行ってください。

エッセンシャルオイルの特性に関する一部の情報につきましては、法令上の制約により本ウェブサイト上ではご紹介いたしかねます。
アロマテラピーにご関心のある方は、書籍『ファミリーアロマテラピーの手引き』aromanet-jp.comなどをご参照ください。

植物のおはなし

青臭さから甘い香りへ変化するコリアンダーの香り

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コリアンダーCoriandrum sativumは、セリ科の一年草で、パクチーや香菜の名でも親しまれています。原産地は地中海沿岸から西アジアとされ、現在では世界各地で広く栽培され、料理や香料の素材として利用されています。
草丈は30〜60センチほどで、茎は直立し、葉は成長段階によって形が異なります。下部の葉は丸みを帯びた切れ込みのある形ですが、上部にいくほど細かく裂けた羽状の葉に変化します。春から初夏にかけて、茎先に白または淡いピンク色の小花を傘状花序に咲かせ、その後に小さな球形の果実(種子)を結びます。
生葉や茎には特有の青臭さがあり、セロリやカメムシを思わせる香りと表現されることもあります。この香りは葉や茎に含まれるアルデヒド類のトランス-2-デセナールによるもので、人によって好みが大きく分かれます。特定の嗅覚受容体(OR6A2)を持つ人は、この成分に敏感で、強い不快感を覚える傾向があるとされています。
一方で、花が終わり果実が熟す頃には香りが大きく変化し、青臭さは和らぎ、種子には柑橘を思わせる甘くやわらかな香りが現れます。葉と種子でまったく異なる香りを持つことが、コリアンダーの大きな特徴です。

※ 植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。

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